NPO法人災害ボランティアネット

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石巻市ボランティア活動 1月22日~23日

【投稿日:2019年02月09日|カテゴリ:お知らせ

宮城県石巻市にて活動してまいりました。

雄勝水浜復興住宅の集会所「漁村センター」と、
雄勝地区の仮設商店街「雄勝店こ屋街」での、
ラーメン&おでん炊き出しです。

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雄勝湾に面した「雄勝店こ屋街」のすぐ近くで、巨大な防潮堤の工事をしております。
防潮堤の中外をつなぐトンネルには、巨大な鋼鉄製の扉が設置されています。

あまりの巨大さに、「ここまでのものを作る必要があるのかな」という声もあるそうですが、
東日本大震災の被害を実感する人にとって、防潮堤はなくてならない、安心と安全のとりでなのでしょう。

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工事は着々と進められており、それにおうじて道路・電気・上下水道などの都市インフラも整備されています。
また雄勝地区には、巨大な橋梁の土台も建設されており、大がかりな幹線道路の設計もされているようです。
復興住宅とその都市区画の建設は、きわめて順調と言えましょう。

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現在、仮設住宅はそのほとんどが閉鎖され、移転の都合上まだ居続けなければならない一部の人を除いて、そこに住人は住んでおりません。
2019年3月いっぱいをもって、すべての仮設住宅は閉鎖され、撤去作業が始まります。

一つの終わりは、一つの始まりとなります。
この始まりが、石巻に住む人々の幸福と安心につながることを願うばかりです。

謹賀新年

【投稿日:2019年01月01日|カテゴリ:お知らせ

昨年中は、多くの皆様から心温まるご支援を賜りましたこと、心より御礼申し上げます。

今日まで支援活動を継続させることができたのも、ひとえにご支援をくだっさた皆様のおかげです。

重ねて厚く御礼申し上げます。

本年も変わらぬご理解とご協力、そしてご支援のほどを宜しくお願い致します。

「東北三教区 子どものつどい6 in 山形」

【投稿日:2018年09月18日|カテゴリ:お知らせ

「東北三教区 子どものつどい6 in 山形」に行ってまいりました。

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このつどいは、東日本大震災およびそれにともなう福島第一原発事故の影響を受け続けている親子が、思う 存分のびのびと活動し、普段こぼせない愚癡などを語り合う場として開かれたものです。
私たちはラーメンとわたあめを準備し、キッチンカーとともに参加してまいりました。
東北地方だけでなく、名古屋、京都、新潟などの各地から支援団体が集い、大きな集まりとなりました。

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福島で活動した時に、私たちが作ったラーメンを食べてくれた子どもたちが、そのことを覚えていてくれて、キッチンカーにまた来てくれました。
「ここのラーメン、すごくおいしいんだ!」
思わず顔がほころぶ一瞬です。

東日本大震災をはじめ、熊本、常総、西日本豪雨、大阪府北部地震、台風21号被害、北海道地震と、日本各地で自然災害に苦しむ人々が大勢います。
「共に生きるが、どこで成り立つか?」
私たちはこの問いを胸に、これからも活動を続けてまいります

石巻市ボランティア活動 6月7日~8日

【投稿日:2018年06月19日|カテゴリ:お知らせ

宮城県石巻市では、2018年7月をもって、市内の全仮設住宅の閉鎖を予定しております。長いことお世話になった仮設住宅集会所。
そこで行う最後の支援活動のため、「追波川運動公園仮設」「三反走仮設」に行ってまいりました。

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両仮設住宅の近くには、長らく支援活動の拠点としていた「上品の郷」があります。
かつそこからは、広大な水田地帯が広がっていました。
しかし現在は、「二子復興団地」が、すごいスピードで建設されております。

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遊水地や堤防などの災害インフラをまず建設し、その後に道路と住居区画、そして住宅が立てられ、最後に集会所などの公共施設を建設しております。
公園もありますが、そこにはベンチがあるだけで、目立つ建築物はありません。「まず生活環境を」という路線が明確に感じられます。

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その後、雄勝地区の中心に建てられた復興住宅「雄勝中央団地」にも行きました。
海に面した高台に建てられた復興住宅には、さわやかな海風が吹き抜け、とても眺めの良い立地です。
ここでは大規模な堤防・防潮堤に、片側二車線にまで広がる大きな道路が建設中であり、重トラックがひっきりなしに通っています。

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三反走仮設の集会所は、ちょうど支援の翌日に、集会所の鍵を市役所に返却することとなっていました。
名実ともに、仮設集会所最後の利用です。

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仮設住宅には、また十数名以上の人々が暮らしていましたが、そのほとんどが建設中の復興住宅に移転を予定している方だそうです。
6月中にはほとんど完成し、完成次第すぐに引っ越すのだそうです。
またそのあともしばらく残る方もいるそうですが、それは自力で自宅を建設しているかたで、これも完成次第引っ越す予定だそうです。

いずれにせよ、住宅を最優先にしており、集会所の建設は今秋以降の着工となるそうです。
完成は、来年以降の予定だそうですが、未定の部分も多いとのことです。

しかし、住環境の変化は、住民の心に少なからぬ影響を与えます。
以前、仮設住宅の統合・分散の際に、そのまま外出しなくなったかたや、環境の変化から体調を悪くされた方が見られました。
私たちの支援活動が、少しでもその方々の心の支えになれば、と、願ってやみません。

石巻市ボランティア活動 3月14日~15日

【投稿日:2018年03月23日|カテゴリ:お知らせ

宮城県石巻市でのボランティア活動。
完成した復興住宅と、仮設住宅で、ラーメンを作ってきました。

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あの日から7年。
そこで、「この7年間を振りかえって」という題で、お茶を飲みながらいろいろと語り合っていただきました。

町はどうなったのか。仕事は、人間関係は、どのような変化があり、また変わらなかったものはあったのか。

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「今年の3月11日も、あの地震があった3月11日も、自分にとっては変わらない1日だし、それはこれからも変わらないと思う」

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2018年7月をもって、すべての市内の仮設住宅が撤去されるとのことにより、6月までには仮設住宅に入居している人々は、新しい復興住宅や賃貸住宅を確保して出ていかなければいけません。

ここから数か月の支援活動は、これからの新しい支援活動を模索するための時間であり、もう一度交流を深めなおすための時間でもあります。
その時間をたいせつにして、活動を続けていきたいと考えております。

 

石巻市ボランティア活動 2月13~14日

【投稿日:2018年03月23日|カテゴリ:お知らせ

石巻市仮設住宅にてボランティア活動。

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今年は仮設住宅から復興住宅へ多くの皆さんが移住をされます。

仮設住宅での炊き出し交流会も、今年が最後になると思います。

最後までお一人お一人と丁寧にお付き合いしていきます。

ごあいさつ

【投稿日:2018年01月13日|カテゴリ:お知らせ

皆様へ

旧年中は大変お世話になりました。厚く御礼申し上げます。
2018年もご指導 ご厚情のほどよろしくお願い申し上げます。

今年で、東日本大地震から7年目を迎ます。
現地では、仮設住宅から復興住宅へ移転され、現状が変わりつつありますが、その一方では今まで仮設住宅で築いてきたコミュニティが解体されて行きます。

状況が大きく変化しますが、「孤独」「孤立」への不安は変わりません。
今後の課題を模索しながら活動を継続して行きます。
今年もよろしくお願いします。

写真は、昨年最後の活動です。
2017年12月 12日石巻市雄勝町にて交流会
13日石巻市三反走仮設住宅集会所交流会

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『NPO活動報告 2017年』

【投稿日:2018年01月13日|カテゴリ:お知らせ

2017年における「NPO法人 災害ボランティアネット』の活動をまとめた報告書が、完成しました。

支援活動初期から、共に歩んできた子供たちの、今までとこれからをまとめてみました。

災害ボランティアネット通信2017年版(PDFファイル)

熊本地震ボランティア活動 11月25日

【投稿日:2018年01月13日|カテゴリ:お知らせ

11月26日、熊本地震のボランティアに行ってまいりました。

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益城町の小池.島田地区の被災地の近況としては仮設住宅に入居させて一年が経過し、すでに復興住宅建設に向けての話し合いが行われているところです。

 

今までのコミュニティが確保されていくようにリーダーの宮永さんが奮闘されていますが、サポートする人はさらに必要かと感じます。

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住民の知恵と行動力で行政や企業まで動かし、新しい地域社会の構想を目指している姿に、お伺いする度にパワーをいただいています。

高齢者世帯や独り暮らしの方も多く、食事や栄養のことが心配という話しもありました。

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お念珠作りの最後に「なんまんだぶつの子守唄」を歌詞を配って、メンバーのリードでみんなで歌ったのですが、何よりのお土産をいただいた‼と喜ばれていたことがとても印象的でした。

地域の方々は子供たちも皆、温かく、誠実な方たちです

福島県二本松市での活動 10月26日

【投稿日:2018年01月13日|カテゴリ:お知らせ

10月26日、福島県二本松市。

同朋幼稚園にて、お昼にラーメンを提供しました。

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子供達はいつも楽しみにしていてくれてます。

東日本大震災から6年が経過しましたが、原発問題は継続中です。

これからも関わり続けて行きます。

「忘れない」

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