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常総市ボランティア活動 5月4日
【投稿日:2021年05月22日|カテゴリ:お知らせ】
5月4日(火)、茨城県常総市にて、「放課後等デイサービス ゆめっぷ」にて、支援活動をしてまいりました。
「ゆめっぷ」は、以前支援した「放課後等デイサービス おとっぷ」の活動拠点の一つです。
施設の中では、鬼ごっこをしたり、レゴブロックで作品を作ったり、指導員と一緒に勉強をしたり、各自が思い思いの活動をしています。NPOメンバーも一緒になって遊びました。
昼食時、思った以上の快晴で、屋外での食事に暑がる子供もいましたが、おかわりをする子供も続出。気持ちのいい食べっぷりでした。
近隣の人々も一緒になって、風通しの良い屋外でのラーメン。
とても良い時間をいただくことができました。
新型コロナウィルス感染症に関する諸問題のため、当会も活動を自粛してきましたが、できるところから、少しずつ活動をしていきたいと思います。
どうか皆様のご理解ご支援のほど、よろしくお願い申し上げます。
3月11日 十周年
【投稿日:2021年03月24日|カテゴリ:活動報告】
3月10日(水)~11日(木)
震災より10年。私たち はこの10年間を振り返るために、御縁のある場所を巡ってまいりました。
【福島県双葉郡富岡町夜の森】
2019年4月から、2年ぶりの来訪です。
帰還困難地域は、2年前より縮小され、新しい家もいくつか見受けられました。
しかしよく見れば見るほど、生活感のようなものは感じることはできません。
各地に警備員が立ち、許可証のない車の通行を禁じています。
いまだ解体の手が入っていない商業施設や廃屋が、各所にひっそりとたたずんでいました。
ガソリンスタンドの他にも、鉄道施設の復旧がすすめられ、駅周辺の整備が進められていました。
交通インフラは、順調に復興しています。
しかし、生活に直結した食料品店・食事処は一切見られず、生活インフラの復興は遠い未来のように見えます。
【請戸小学校跡地】
震災遺構に指定され、復旧がすすめれている「請戸小学校跡地」。
その地域には各所に重機が立ち並び、交通インフラの復旧に尽力しています。
大規模な植樹もされ、苗木周辺には防風壁が建てられていました。
また漁港も整備され、いくつもの漁船、魚介類加工場が見られました。
ここが、本当の意味で復旧するのは、いつの日になるのでしょうか。
【南三陸町震災復興祈念公園】
2020年1月より、1年ぶりです。工事は進み、祈念公園としての姿がどんどんできていました。
中央に、防災庁舎の遺構がそびえたち、その奥に、被災した街並みすべてを見渡すことができる丘陵が作られました。
震災十年を御縁として、多くの人々が、この公園を歩いていました。
もしコロナの流行がなかったら、数え切れない人々が歩いていたことでしょう
【大川小学校跡】
学校そのものは、あの当時の惨状のままでしたが、周辺は現在も大規模な工事が続き、10年前とは見違えるようでした。
ここが、どのように変わっていくのでしょうか。
【雄勝中央復興住宅・雄勝病院跡】
雄勝中央復興住宅に作られた「雄勝観光物産交流館」。
私たちはここで、10年間お付き合いを続けた、水浜の皆様と合流しました。
心地よい潮風が吹きぬける館内で、この10年を振り返り、語り合いました。
その後、「雄勝病院跡」に作られた記念碑に集合。
2時46分のサイレンとともに、黙祷を捧げました。
2011年3月11日。すべてを変えたあの時。
それから10年が経ちました。
様々なものが変わり、それでも全く変わらないものもあります。
コロナの流行で、不要・不急の外出・行動が自粛される中、大勢の人々がこの地につどい、祈りを捧げました。
それはひとえに、自分にとって必要であり、決しておろそかにしてはいけないことが、そこにあったからでしょう。
10年目を迎えた私たちに、あらためてそのことをが問われている。そのような気がします。
坂東市ボランティア活動 10月9日
【投稿日:2020年11月23日|カテゴリ:お知らせ】
10月9日(金)、茨城県坂東市にて、「放課後等デイサービス おとっぷ」の活動を支援してまいりました。
「おとっぷ」は、坂東市で活動している障害児童支援団体で、放課後を中心に、様々な学習企画を運営しています。
今回私たちは、企画の一つ「第9回 ラーメン大会」に参加してきました。
様々な店の、さまざまな種類のラーメンを食べ比べる「食育」企画。
私たちのラーメンが受け入れらるか心配でしたが、「おいしい!」「もっとおかわりする!」という声に、メンバーもにっこり。
大切な時間をいただくことができました。
新型コロナウィルス感染症に関する諸問題のため、当会も活動を自粛してきましたが、できるところから、少しずつ活動をしていきたいと思います。
どうか皆様のご理解ご支援のほど、よろしくお願い申し上げます。
石巻市ボランティア活動 1月21日~22日
【投稿日:2020年01月29日|カテゴリ:お知らせ】
1月22日(火)~23日(水)
石巻市雄勝の「水浜復興住宅」と、「雄勝中央復興住宅」にて、活動をしてまいりました。
「水浜復興住宅」は、2011年5月からお付き合いさせていただいている地区の皆様です。
久しぶりの水浜地区は、道路・港湾設備が整備されていました。
ラーメンとおでんで、身も心も温まり、おしゃべりも弾んでいました。
会話での一言を紹介します。
「こういう、みんなで食事をする場がとてもたいせつだよねぇ…
避難所の時はプライバシーなんて言ってられなかった。
隣同士付き合わなくてはならない。
仮設住宅での生活は、壁一枚で隣の声がきこえた。
最初は気になってたけど、しばらくたつと声が聞こえることがなんとなく安心したよね。
駐車場も共同だから、しばらく居なかったりすると「どうしたのかなぁ」て気になったりする。
でも、復興住宅になると仮設住宅とは違って、別々の住宅だから
孤立したり、ひきこもりになる人が増えてしまう。
だからこそ、こういう交流会がこれから益々必要になる」
2日目、空いた時間を利用して、南三陸の「南三陸さんさん商店街」へ行ってまいりました。
震災当時、津波で大きな被害を受けた南三陸町も、復興が進み、道路・岸壁はきれいに整備されていました。
また防災センター周辺は、「南三陸町震災復興祈念公園」として再整備が進められていました。
まさに「これから」という息吹を感じました。
2日目の夜は、「雄勝中央復興住宅」。昨年お邪魔した際は集会所が建設されていませんでしたが、今回は新築の集会所での活動となりました。
大勢の方々があつまり、隣接している駐在所の警察官も同席。とても和やかな会食となりました。
復興住宅の方がおっしゃったとおり、これからが肝要のようです。
皆様のご支援、よろしくお願いします。
『ボランティアネット通信号外』のご案内
【投稿日:2020年01月23日|カテゴリ:お知らせ】
2019年秋の台風の被害により、今も避難生活・被災生活を余儀なくされている皆様に、心よりお見舞い申し上げます。
当会でも、2019年11月より、台風被災者への支援を開始しております。
活動内容を、『ボランティアネット通信2019年版 号外』としてまとめました。
「活動報告」のページより、ダウンロードが可能です。
2020年 新春のご挨拶
【投稿日:2020年01月23日|カテゴリ:お知らせ】
昨年中は、多くの皆様から心温まるご支援を賜りましたこと、心より御礼申し上げます。
今日まで支援活動を継続させることができたのも、ひとえにご支援をくだっさた皆様のおかげです。
重ねて厚く御礼申し上げます。
本年も変わらぬご理解とご協力、そしてご支援のほどを宜しくお願い致します。
また新年のご挨拶が遅れましたこと、お詫び申し上げます。
石巻市ボランティア活動 4月23日~24日
【投稿日:2019年05月13日|カテゴリ:活動報告】
石巻市の「二子復興住宅」の「二子西町内会館」にて、二日間の活動をしてまいりました。
ここには、飯野川北校仮設・追波川運動公園仮設などに住んでいた時、いくどもともに活動をした人々が多数居住した復興住宅です。
立派な会館にキッチンカーを隣接させ、初日はオードブルとラーメン、二日目はラーメンとギョウザのセットを作り、皆さんで食事を楽しみました。
「夜になると、お年を召した方々は外に出たがらない。
夕食を作るとなると、40人くらいしか参加できないかも…」
現地の方の意見を参考に、60人くらいの食事を想定していきましたが、キッチンカーが到着すると聞くや否や、次々に人々が集まってきました。
仮設住宅でともに活動した方々や、当時は小学生だったであろう立派な高校生など、懐かしい人々です。
100人を超える参加者に、うれしい悲鳴の連続でした。
* * *
茨城への帰路の途中、福島県富岡町の夜の森地区を視察してまいりました。
除染が進み、町内各地にあるモニタリングポストの数値は、安全な数値を示していました。
しかし、人気のない学校・児童館、「帰宅困難区域」の掲示板が建つ街道、「ソーラータウン分譲中」の文字が寒々しく映る真新しい看板――
厳しい現実は、そこにありました。
その中でも、わずかにみられる住民の自動車と、おおきく枝を広げる源平桜に、すこしだけ心が安らぎました。
石巻市ボランティア活動 1月22日~23日
【投稿日:2019年02月09日|カテゴリ:お知らせ】
宮城県石巻市にて活動してまいりました。
雄勝水浜復興住宅の集会所「漁村センター」と、
雄勝地区の仮設商店街「雄勝店こ屋街」での、
ラーメン&おでん炊き出しです。
雄勝湾に面した「雄勝店こ屋街」のすぐ近くで、巨大な防潮堤の工事をしております。
防潮堤の中外をつなぐトンネルには、巨大な鋼鉄製の扉が設置されています。
あまりの巨大さに、「ここまでのものを作る必要があるのかな」という声もあるそうですが、
東日本大震災の被害を実感する人にとって、防潮堤はなくてならない、安心と安全のとりでなのでしょう。
工事は着々と進められており、それにおうじて道路・電気・上下水道などの都市インフラも整備されています。
また雄勝地区には、巨大な橋梁の土台も建設されており、大がかりな幹線道路の設計もされているようです。
復興住宅とその都市区画の建設は、きわめて順調と言えましょう。
現在、仮設住宅はそのほとんどが閉鎖され、移転の都合上まだ居続けなければならない一部の人を除いて、そこに住人は住んでおりません。
2019年3月いっぱいをもって、すべての仮設住宅は閉鎖され、撤去作業が始まります。
一つの終わりは、一つの始まりとなります。
この始まりが、石巻に住む人々の幸福と安心につながることを願うばかりです。
謹賀新年
【投稿日:2019年01月01日|カテゴリ:お知らせ】
昨年中は、多くの皆様から心温まるご支援を賜りましたこと、心より御礼申し上げます。
今日まで支援活動を継続させることができたのも、ひとえにご支援をくだっさた皆様のおかげです。
重ねて厚く御礼申し上げます。
本年も変わらぬご理解とご協力、そしてご支援のほどを宜しくお願い致します。
「東北三教区 子どものつどい6 in 山形」
【投稿日:2018年09月18日|カテゴリ:お知らせ】
「東北三教区 子どものつどい6 in 山形」に行ってまいりました。
このつどいは、東日本大震災およびそれにともなう福島第一原発事故の影響を受け続けている親子が、思う 存分のびのびと活動し、普段こぼせない愚癡などを語り合う場として開かれたものです。
私たちはラーメンとわたあめを準備し、キッチンカーとともに参加してまいりました。
東北地方だけでなく、名古屋、京都、新潟などの各地から支援団体が集い、大きな集まりとなりました。
福島で活動した時に、私たちが作ったラーメンを食べてくれた子どもたちが、そのことを覚えていてくれて、キッチンカーにまた来てくれました。
「ここのラーメン、すごくおいしいんだ!」
思わず顔がほころぶ一瞬です。
東日本大震災をはじめ、熊本、常総、西日本豪雨、大阪府北部地震、台風21号被害、北海道地震と、日本各地で自然災害に苦しむ人々が大勢います。
「共に生きるが、どこで成り立つか?」
私たちはこの問いを胸に、これからも活動を続けてまいります